ここでは緯度経度からUTM座標への相互変換プログラムを提供します。
使用している数式は国土地理院計算式を参照しています。
1. Google earth pro等で使用されているUTM座標と緯度経度の相互変換プログラム
UTM座標への相互変換プログラム(C言語)
テキスト
注:提供するプログラムは無保証です。各自確認してお使いください。
:動作範囲は東経の北緯限定。緯度原点は北緯0度固定です。
*** 出力結果の例 ***
計算例 始皇帝陵の緯度経度
例1:緯度経度からUTMに変換 & UTMから緯度経度に相互変換の確認例
latitude= 34.381309 longitude=109.253920
E(Y座標):339468.2787(m) N(X座標):3805817.6347(m) Zone:49系 真北方向角(+西,-東): 59.17(分)
latitude= 34.381309 longitude=109.253920
例2: 同経度での真北方向角(マイナスは東偏)の確認例
E:339449.190(m) N:3804708.598(m) Zone:49 真北方向角(+西,-東): 59.16(分)
E:339487.373(m) N:3806926.673(m) Zone:49 真北方向角(+西,-東): 59.19(分)
東西差: 38.18(m) 南北差:2218.07(m) 真北方向角(+西,-東): 59.17(分)
(注)
UTM直角座標の格子(グリッド)はこの地点で東に約1度振れているので,
実際の真北は西に約1度振れた方向にある。
UTM直行座標からの測定方位が真北から2度西の偏位の場合,実際には
西に3度振れていることになる。
2. 日本で使用されている平面直角座標と緯度経度の相互変換プログラム
日本での平面直角座標への相互変換プログラム(C言語)
テキスト
注:提供するプログラムは無保証です。各自確認してお使いください。
:日本の座標系の区分に従います。
:平面直角座標から緯度経度を取得に子午線収差角追加しました。(2021/05/09)
*** 出力結果の例 ***
計算例 京都の緯度経度
latitude= 35.000000 longitude=135.750000 Zone= 6
E(Y座標):-22819.7852(m) N(X座標):-110910.1181(m) Zone: 6系 真北方向角(+西,-東): 8.60(分)
latitude= 35.000000(°) longitude=135.750000(°) Zone: 6系 真北方向角(+西,-東): 8.60(分)
3. 2地点の緯度経度から方位を計算するプログラム
及び地点Aからの方位と距離で地点Bを求めるプログラム
簡易方位計算と高精度方位計算を提供します。数kmの距離であれば簡易計算でも誤差は1分程度。
2地点の緯度経度から方位を計算するプログラム(C言語)
テキスト
注:提供するプログラムは無保証です。各自確認してお使いください。
**** 実行結果 *******
== 簡易方位計算 ==
地点1(緯度: 35.000000度 経度:135.000000) 地点2(緯度: 36.000000度 経度:136.000000)
地点1から見た地点2の真北からの方位=-39.27465328(度,+西偏-東偏) 距離=143323.66(m)
地点1から方位-39.27465328度,距離143323.66mの地点2 lat2= 35.995848 lon2=136.006188
== 高精度方位計算 ==
地点1(緯度: 35.000000度 経度:135.000000) 地点2(緯度: 36.000000度 経度:136.000000)
地点1から見た地点2の真北からの方位=-38.98534585(度,+西偏-東偏) 距離=143321.58(m)
地点1から方位-38.98534585度,距離143321.58mの地点2 lat2= 36.000000 lon2=136.000000
4. 日本測地系平面直角座標から世界測地系直角座量への変換プログラム(参考)