おおぐま座



 ヘシオドスは次のように伝えている。彼女(カリスト)はリューカーオンの娘でアルカデイアに住んでいた。彼女はアルテミス(仏文ダイアナ)に従って山の中の獣達を狩して暮らしていたが、ゼウス(仏文ジュピター)が誘惑した。アルテミスには黙っていたが、妊娠が進み出産間近となり、沐浴の時アルテミスに見破られた。アルテミスは激怒し彼女を熊に変えた。それにより彼女は熊になり、アルカス(ギリシャ語で熊を意味する)という子を生んだ。

 彼女と子は森に住んでいたが、羊飼いに出会い子供をリューカーオンのもとへ連れ去られてしまった。

 だいぶたってから、彼女はそれとは知らずに立ち入り禁制のゼウス(仏文ジュピター)神域に逃げ込んでしまった。彼女自身の子とアルカディアの人々に追われ、法を破った罪で殺されようとした時、ゼウス(仏文ジュピター)はその愛を覚えていて、彼女を天に上げた。

 この星座には、7個の暗い星、頭に2個、耳に2個づつ、肩に明るい星が1個、胸に2個、背骨にかわいい星が1個、前足に2個、後ろ足に2個、足先に2個、尾に3個、合計24個の星がある。

 注:ロエブ文庫57「HESIOD」 ページ69の英訳も参照した。


1996/12/01 Up
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