かにはヘラ(仏文ジュノー)により単独で天空におかれる栄誉を得た。(ヘラクレスがヒドラを退治しようとしたときに彼と戦ったので。)かには沼を離れ彼の足を噛んだ。パンヤシス(Panyasis)はヘラクレスの中でこのように書いている。ヘラクレスは怒り、その足で蟹を踏みつぶした。それでこの蟹は12星座の中の一つの場所を授けられた。
その中のいくつかの星は、ロバと名づけられている。それはディオニシス(仏文バッカス)により置かれた。またゆりかごもその一つである。つぎがその話である。
神が怪物と戦っていたとき、ディオニーソス(仏文バッカス)、ヘーパイストス(Hephaisistos)(仏文バルカン)、サテュロスがロバに乗って戦いに向かった。しかし、ロバの泣き声で怪物が恐れ逃げ出したので、彼らは二度と怪物の姿を見ることはなかった。この働きでこのロバ達は天空に置かれる栄誉を得た。
かに座の頭にある二つの美しい星がロバである。ロバのそばにある、星雲のそばをゆりかごという。
右の足のそれぞれに星がある。左には最初の足に美しい星が2個、2つ目に1個、3つ目に1個、最後の4つ目に1個、鼻口の部分に3個、右の爪に1個、左の爪に大きな星が2個、全部で17個。