おとめ座



 ヘシオドは彼女をジョーブとテェミスの娘と呼ぶ。アラートスは云う、アストライウス(Astraeus)とアウロラ(Aurora)の娘と考えられると、人間の黄金時代に生き、彼等のリーダであった。彼女の注意深さと公平性から彼女はジャスティス(Justice)と呼ばれた、そのとき何処の外国も戦争で攻撃せず、だれも海に漕ぎ出さなかった、彼等は彼等の土地で暮らしたかったので。しかし彼等の死んだあとに生まれて来た世代はもっと義務には服従しなく、貪欲であった、したがってジャスティスはほとんど人間とつきわなかった。最後に疫病はそんなにひどくなり、真鍮の人種が生まれた;そして彼女はもう耐えられなくなり、星に避難した。 他の者は彼女をフォーツナ(Fortuna)と呼ぶ、一方はセレスと、そして彼等は彼女について議論する、彼女の頭は暗く見えないので。他の者は、彼女をエリゴネ(Erigone)、イカルス(Icarus)の娘、既に前に述べた;他の者はアポロの娘と呼ぶ、クリュソテミス(Chrysothmis)の間の、幼児の、パルテノス(parthenos)となづけられた。彼女は若くして死んだので、アポロにより星座の間に置かれた。


2001/08/16 Up
2005/01/16 Add Fig
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