【角宿】 各同定に相違なし。
【進賢】
清代の同定では44k Virとされているが清代以外の同定では51θ Virで一致する。
【平道】 清代の[平道1](44k Vir)が[進賢]とされたので、清代の[平道1]の同定も違うことになる。
宋代の[平道]の距星[平道東星]が74 Virの上の位置にあり((1),(2)は情報が二つあることを示す)、元代の同定も東星が
74 Vir、西星が66 Virの位置にあるので、66と74 Virの組み合わせでほぼ間違い無し。他も同様。
【天門】 小川の星食の研究では天門でからんでいる星は、89 Virと83 Virの二つの星で89 Virが多い。
宋の距星[天門西星](西星は右側をの星を指す。)が61 Virの位置にあるので小川は89 Virと61 Virの組み合わせとしている。
月進図より宋より古い時代として69 Virと83 Virの組み合わせも考えられるが、ここでは宋代の星として小川の案をとる。
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