今回は[尾宿]と周辺の[神官][傳説][魚星]及び[糖星]の星座を検証する。
【尾宿】
各同定に相違なし。
【神官】
清代は一つ南の星のそばの星雲を同定しているが、本来は北から2つ目のそばにある星が[神官]。
他の同定はμ2 Scoで同じ。 宋代の距星の情報は東と北にあり合わせるとμ2 Scoとなる。
【傳説】
各同定に相違なし。
【魚】
各同定に相違なし。
【糖星】
清代の同定は尾宿の北、図の最上部にある。 宋代の距星は春海のそばにある。
月進図は春海より南東にはずれているが基本的に[傳説][魚]で3角形を描いていたと思われることより、
ここでは宋代の距星及び春海のそばの星を取る。 元代の同定には混乱があり[魚,M7]を[糖]と同定している。
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