随筆集「星」や「星座遍歴」の中の「星書乱抽」に紹介されている野尻抱影氏参照文献
のうち海外文献(文学作品、国内文献を除く)のリスト。
1.「SATAR NAMES AND THEIR MEANINGS(1899)」R.H.アレン
DOVER出版の改訂版「STAR NAMES:Their Lore and Meaning」R.H.ALLEN
はこの中で唯一入手容易な本。新年祭のカペラの話はこの本の影響か。
2.「HANDBUCH DER ALTORIENTALISCHEN GEISTESKULTUR,1915」エレミアス
著者のドイツ名は ALFRED JEREMIAS。
別な所では「古代東洋精神文化ハンドブック」として出てくる。
「星座」にこの本の名前があるが、バビロニア関係の話はこの本が影響して
いるようだ。(ドイツ語)
3.「HANDBUCH DER BABYLONISCHEN ASTRONOMIE,1915」 ワイドナー
著者のドイツ名は ERNEST F. WEIDNER
この本の名前もよく出てくる。(これもドイツ語)
4.「THE REPORTS OF THE MAGICIANS AND ASTROLOGERS
OF NINEVEH AND BABYLON,1900」 R.C.トムソン
著者の名前は R. CAMPBELL THOMPSON
リプリント版が1977年にAMS PRESS INC.というところから出ているが既に
絶版と思われる。原版の手書きと訳文(英文)2冊からなる本。
5.「PRIMITIVE CONSTELLATIONS,1899」 R.ブラウン
正式名称「RESEARCHS INTO THE ORIGIN OF THE PRIMITIVE CONSTELLATIONS
OF THE GREEK, PHOENICIANS,AND BABYLONIANS」 ROBERT BROWN
原 恵著「星座の文化史」では「原始時代の星座」との和名で紹介されている。
6.「ANCIENT CALENDARS AND CONSTELLATIONS,1903」E.K.ブランケ
著者の名前は EMMELINE M. PLUNKET
インドの星で参照したとのこと。
7.「THE DAWN OF ASTRONOMY,1894」 ノーマン・ロッキャー
著者の名前はJ. NORMAN LOCKYER
1964年に再版されている。エジプトやギリシャの神殿の向きなどの研究の
記述がある。
その他以下の本が紹介されている。
8.「ASTRONOMY OF THE ANCIENTS,1862」 C.C.ウイルス
9.「THE MAYA GLYPHS,1913」 マヤ協会
10.「MYTHS AND LEGENDS OF THE POLYNESIAN」 J・C・アンダーセン
11.「太平洋民族誌」、「南冥の秘密」 松岡静雄
12.「マーシャル島民」 エルトランド
13.「マライシャにおける稲作儀礼」宇野円空
14.「天文要覧」小野清
15.「南北の自然」狭間文一