大和3古道(下ツ道,中ツ道,上ツ道)の定説を検証する



     大和平野を南北に直線で結ぶ3古道(下ツ道,中ツ道,上ツ道)は,等間隔で並行であるため。計画性を持って同時期に敷設されたと考えられている。しかし,その敷設理由は不明とされ,敷設時期も大きく推古朝(592〜628)と斉明朝(655〜661)を主張する2派に分かれている。ここでは,敷設理由や時期が明確にならない原因を,現在では事実として疑うこともない3古道にまつわる定説にあるのではないかと考え,それらの定説を検証する。




                    


2021/06/03 Revised
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