数値積分による天体の軌道計算




 ここでは古い時代から記録が残っている周期彗星の軌道計算を目標に、数値積分による軌道計算に挑戦していきたいと思います。

 とりあえず参考としているのは以下のような文献です。
 ・「天体の軌道計算」中野主一著、誠文堂新光社(1992)
   およびそのソフト/ソース MCD(p290-p295)
   (変数/配列名等そのまま使っていたりします)
 ・「マイコン天文学 I」中野主一、恒星社厚生閣(1983)
 ・「パソコンで見る天体の動き」長谷工、絵山澄子、地人書館(1992)
   (フェールベルク法等数値計算についてはこの本を参考にしました。)
 ・「天体(惑星/月)の位置推算及び暦表の計算ソフト/ソース NIPE」 
   (V3.21 1997/11/03) by ノーバスさん
   (相対性理論の計算を参考にしました。)
 ・「EXPLANATORY SUPPLEMENT to the ASTRONOMICAL ALMANAC」
    U.S.NAVAL OBSERVATORY, UNIVERSITY SCIENCE BOOKS(1992)
   (DE200の初期値及び計算の解説)
 ・「The Planetary and Lunar Ephemerides DE430 and DE431」
   William M. Folkner,* James G. Williams, Dale H. Boggs,
   Ryan S. Park, and Petr Kuchynka(2014/02/15)
   (惑星/小惑星の初期値はこの文献を使用しています。)
 ・「天体位置表(1996年版)」海上保安庁(1995)
   (運動方程式の日本語での簡単な説明あり)
 
  ハレー彗星関係は以下の文献を参照しています。
 ・「Catalogue of cometary orbits 1997(12th)」 B.G.Marsden/G.V.Williams
 ・「The long-term motion of comet Halley」(1981) D.K.Yeomans/T.Kiang
 ・「彗星の軌道進化と起源」-ハレー彗星を中心として- 中村士(天文月報 1983/01)
 ・「天体軌道論」長谷川一郎、恒星社厚生閣(1983) 非重力効果の計算(p329-330)を参照
 ・ 藪下理論については以下の論文を参照
  「On the effect of non-gravitational processes on the dynamics of nearly parabolic comets」
  by s. Yabushita.  Mon. Not. R. Astron. Soc. 283, 347-352 (1996).



                    


2016/01/29 revised
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